今日はビリーアイリッシュのバッドガイです。リクエストとしては久々に最近の曲ですね。この曲は、ビリーアイリッシュの2019年のデビューアルバムWhen we all fall asleep, where do we go?に収録された曲です。日本ではドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う」のエンディングで使われました。清野菜名ちゃんかわいかったですよねぇ。結婚しちゃって残念ですねぇ。ほかにもホンダシビックのCMにも使われました。米国、英国のヒットチャートで1位。ソロバージョンとジャスティンビーバー版があって、歌詞は少し違うんですけど、今日はソロバージョンの方の訳をします。
ロスアンゼルス北東部のハイランドパーク出身の、顔面けいれんを引き起こすトゥレット障害の他にも、夜驚症や抑うつ・共感覚・聴覚情報処理障害など様々な精神障害の発症を明らかにしています。
ボクはこの曲のMVを見たとき、宇多田ヒカルに似てるなぁと思ったんです。宇多田ヒカルのデビュー曲のオートマティックのMVのダボダボなジーンズを着てダサいダンスの気だるいビートが似てると思いました。それで調べてみたんですけどね、ネットでも結構そういう意見がありました。そして、宇多田ヒカルのものまねのミラクルひかるがビリーアイリッシュのこの曲のMVの形態模写をやっててそれが笑えました。
ビリーの両親も二人ともエンターテイメント業界の人ということで、宇多田ヒカルと同じですね。
最後にゾクっとする怖い歌です。こわー….ボク、コロンつけるのはもう何年も前にやめました。
さてそれではDuhの意味の解説をします。ロシア語でYesをダー(平らに発音)と言いますが、英語のDuhは、最初の部分を少し破裂させるような感じで、のどの奥を締めて発音します。こんな感じで。(と、この前ジョージがカフェに来て特訓を受けました)
その言い方からも、うっすら感じ取れるように英語のDuhは、「そんなの当たり前でしょ、何を今更言ってるのよ、バカじゃないの?」という意味を含んだYesです。さげすんだ目とセットで言います。
仲のよい人たちの間では結構頻繁に使う言葉だと思います。目上の人とかビジネスの場では使っちゃいけない単語です。
日本で英語の発音を習うときは、どうしても日本語にない音に焦点が行きがちですよね。舌を噛むTHの音とか、下唇を噛むVの音とか。
イントネーションやリズムはあんまり教えられないんじゃないですかね。でも言葉は音ですから、音の高低とかリズムもコミュニケーションの重要な要素なんです。
Duhは、低く発音します。ほかにイントネーションが大切な例としては90年代Take on meがヒットしたAh Haってバンドを覚えてますか?Ah haはYesという意味だというのはみなさんご存じだと思います。これはAh(低い)Ha(高い)なんです。アーハーと言おうが、ウーフーと言おうが、高さが低い高いになっていれば通じます。逆にNoのことはHuh(高い) uh(低い)と言います。これも音が何かは適当でよくて、高い低いの順に発音すれば、Noという意味で通じます。
さらに言うと、日本語の否定の「う(低い)う(高い)ん(低い)」と同じイントネーションは英語ではI don’t knowを意味します。
リズムについても日本語と英語では違いがあるんですが、それについてはクリスマスの頃にお話します。
Take on meのAh Haを日本ではAh(高い) Ha(低い)と発音してましたよね。ボクはあれすごく違和感を持って聞いていました。Ah(低い) ha(高い)だっつの、Duh